KURAとは?

オリンピックの中距離ランナーをコーチしていた。一番面倒だったのはいつも同じことだった:トレーニングを記録すること — しかもシーズン後にちゃんと分析できる形で。実際にはうまくいったことがない。
自分のトレーニングも変わらなかった。あらゆるアプリを試したが、操作が多すぎ、融通が利かなすぎ、面倒すぎて、どれも長続きしなかった。欲しかったのはシンプルなもので、友達にメッセージするようにトレーニングを記録すること。やったことを一言書けば、誰か(あるいは何か)が残りを整理してくれること。
KURAはまさにそこから生まれた。人間ではなくAIエージェントが「主要ユーザー」となるバックエンドを作った。エージェントがトレーニングの記録を確実に理解し、不足があれば質問し、きれいなデータとして保存するように設計されている。
アプリは違う問題を解いている
トレーニングアプリは何百とある。データの保存は得意だ。でも本当の問題は記録する作業そのもの — それが面倒なんだ。フォームを埋めて、ドロップダウンを選んで、エクササイズリストをスクロールして。エキセントリックなテンポスクワットをきれいに入力してみろ。スプリント・プライオ・持久力のコンボセッションとか。データベースにないエクササイズとか。構造化して記録するなんて、まず無理だ。
エージェントにはそんな問題がない。「テンポスクワット、4秒で下ろして、ボトムで停止、80kg、きつかった」と書けば、意味を理解する。足りなければ聞いてくる。
問題は、これらの情報をどこに保存すれば長期的に使えるかだ。
チャットはデータ向きじゃない
コンテキストウィンドウには限りがあり、数ヶ月後には古いメッセージがそのまま消える — 警告なしに。
AIはパターンを覚えている(「火曜に脚トレ」「膝が時々痛む」)が、それは本物のトレーニングデータの代わりにはならない。進捗曲線もボリュームの推移もなく、プラトーがいつ始まったのかも見えない — それが睡眠の悪化と重なっていたとしても。
ChatGPTからClaudeへ、別のモデルや新しいプラットフォームに移ると、トレーニング履歴は持ち出せないチャットログに残される。
エクスポートしても、結局は3ヶ月分のトレーニングデータがメッセージに散らばっているだけだ。エージェントは毎回ゼロから構造を組み立て直さなければならず、分析は遅く、脆く、当てにならなくなる。
KURAがやること
KURAでは入力方法は問わない。チャット、音声、短いメモ — 自然な形で記録すればいい。エージェントが残りを引き受け、チャット履歴ではなく構造化されたトレーニングデータとして保存する。型付き、タイムスタンプ付き、関連付き。
APIコール一つで、エージェントに完全なコンテキストを渡せる。全セッション、全ベスト記録、時間経過による全トレンド — どのAIを使っていても同じだ。
データが構造化されているから、KURAはチャットでは信頼性を持ってできない計算を引き受けることができる。プラトーを早期に検出するベイズ統計、睡眠とパフォーマンスの関係を可視化、単なるコメントではなく数字を文脈に置く比較。
エージェントは完成した分析を読み、一般的なフィットネス知識ではなく実際のデータに基づいたアドバイスをする。
セットアップ
話し始める
AIエージェントはトレーニング以外にも色々できる — だから最初にひと言伝える必要がある。チャットを開いて、こう言ってみて:
「Kuraを使いたい。使い方を教えて、オンボーディングをやって。」
あとはトレーニングについて話すだけ。エージェントが何を記録すべきか分かってくれる。うまくいかない時は「Kuraに保存して」と言えばOK。
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